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- プログラミングと中小企業診断士の勉強について

2022.02.04

2022.02.13

Web制作

WordPressのテスト環境構築の方法

テスト環境を作る意味

例えば、お客さんが運用しているサイトの改修やサーバーの引っ越しをするとき、いきなり本番サイトをいじってしまうのは、怖いです。

そこで「事前にお客さんが運用しているサイトと同じ環境(テスト環境)を作って、そこでテストしてみて、上手くいったら、本番サイトで実施する」という形だと安心ですね。

ざっくり流れの説明

  • テスト環境用のドメインを作る(サブドメインがよい)
  • そのサブドメインにWordPressを入れる
  • サブドメインにアクセスして、WordPressの設定をする(テスト環境を入れる箱)
  • 次に本番サイトのWordPressの管理画面に入って、プラグインを使って、本番サイトのデータをファイル化する
  • その本番サイトのデータファイルをテスト環境のWordPressに入れて、無事テスト環境構築完成!

テスト環境構築の方法を詳しく

必要な情報

  • 本番サイトのWordPressログイン情報
  • 本番サイトのFTP情報
  • テスト環境用のサブドメイン
  • テスト環境用のサブドメインのFTP情報
  • テスト環境のサーバーのコントロールパネル情報

テスト環境側の作業

テスト環境用のドメインを作る(サブドメインがよい)

作り方は、自分が契約しているサーバーにログインし、ドメイン設定の項目があるのでそこで、サブドメインを作ります。わからなければ「(契約してる)サーバー名 サブドメイン」で検索しましょう。

そのサブドメインにWordPressを入れる

wordpress.orgからアクセスし、wordpressのファイルをダウンロードします。ダウンロードしたら、そのファイルの中身を先ほど作った、FTPを使って、サブドメインのディレクトリに入れます。

サブドメインにアクセスして、WordPressの設定をする

wordpressのファイルの中身をサブドメインに入れたら、そのドメインにアクセスします。すると、wordpressの設定をしてください的な画面になるので、テスト環境のサーバーのコントロールパネル情報を見ながら、データベース設定やWPログイン画面のパスワード設定をします。諸々の設定を終えて、WordPressにログインできたら、プラグイン「All-in-One WP Migration」をインストール後、有効化します。このプラグインは簡単にWPデータを入れたり、取り出したりできるものです。これで、テスト環境を入れる箱ができました。

本番サイトのWordPressの管理画面に入って、プラグインを使って、本番サイトのデータをファイル化する

次に本番サイトに入ります。そこで、プラグイン「All-in-One WP Migration」をインストール後、有効化します。「エクスポート」を選択し、本番データをファイル化してダウンロードします。

本番サイトのデータファイルをテスト環境のWordPressに入れて、無事テスト環境構築完成!

テスト環境のwordpressにログインして、プラグイン「All-in-One WP Migration」の「インポート」を選択し、先ほどダウンロードした本番データのファイルを取り込みます。インポートが完了し、本番サイトデータがテスト環境に反映されたら作業終了です。

コアラ

Soichiro

Web制作会社でデザインやコーディングを担当しています。趣味は筋トレ、お絵描き、旅行です。

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